2024/12/03
北海道 | 東北 | 関東 | 信越 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 | |
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通常便 | 1,580円 | 1,160円 | 950円 | 950円 | 840円 | 840円 | 740円 | 740円 | 840円 | 740円 | 1,260円 |
クール便80 | 1,910円 | 1,490円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,170円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,070円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,590円 |
クール便100 | 2,020円 | 1,600円 | 1,390円 | 1,390円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,180円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,700円 |
通常便 | クール便80 | クール便100 | |
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北海道 | 1,580円 | 1,910円 | 2,020円 |
東北 | 1,160円 | 1,490円 | 1,600円 |
関東 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
信越 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
中部 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
北陸 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
関西 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
中国 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
四国 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
九州 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
沖縄 | 1,260円 | 1,590円 | 1,700円 |
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こんにちは😊
12月になりました⭐️朝晩寒いのに日中ポカポカで、服装が難しいですよね…🫠
いろいろ流行ってくる季節ですが、元気に過ごしたいものです❤️🔥
さて、今日はマルコ新聞の記事をご紹介📰✍️
先日ご紹介した「海の環境について考えてみた」の第二弾です✌️3代目の自説になりますが、是非最後まで読んでみてください🤗
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「海」の環境について考えてみた vol.2(自説です)
2024年1月号で、「アイゴ」が増えたことによる環境全体の悪化を、僕なりの視点で分析した記事を掲載しました。その中で触れたクラゲの大量発生について、朗報がありますのでご報告します!
広島大学大学院に、上真一先生という先生がいらっしゃいます。上先生は、世界的に知られるクラゲの権威。その先生が、昨年の夏に、福山市の漁協青年協議会が主催したクラゲの勉強会で登壇してくださったのをきっかけに、福山の海で起こっているクラゲの大量発生を知り、調査に乗り出してくださいました。
2023年末頃から、クラゲの幼体であるポリプが付着している人口構造物を特定するための調査を開始し、つい先日は、マルコの定置網漁船に同乗して大量発生しているクラゲの視察をしてくださいました。
この辺が、どのような漁法で漁をしているのかを見て、実際にクラゲが大量発生したらどういうことが起こるのかを、ご自身の目で確認され、「これは何とかしないといけんな」とおっしゃってくださいました。
広島県も問題を認識してくれたようで、クラゲ対策のための予算を今期は確保してくださっているようです。いい方向に動き始めた感はあります。本質的な解決には長い期間が必要なのはわかりますが、漁師が力尽きる前になんとか解決できるように、僕たちもできることは何でもやるつもりです。
こんな風に、海中がクラゲだらけで、クラゲの上を歩けるのではないかと思うくらいの状態になります!!これが網に入ると、漁が出来なくなるんです。
先生によると、繁殖のためにクラゲ同士が身を寄せるように集まってくるのだそうです。
もう一つ、海の環境問題で、福山特有の重大な問題があります。
それが、「芦田川の河口堰」問題です。
福山市が大企業の工場を誘致するにあたり必要な工業用水を確保するため、昭和56年に竣工しました。それにより、福山市は大工業都市として発展し、市民の生活水準が向上しましたので、その側面から見ると当時の判断は正しかったのかもしれません。
ただ、同時に福山の海の豊かな環境は、長い年月をかけて破壊されました。川からの水というのは、海が豊かであるためには必要不可欠なものです。山から染み出した栄養塩やミネラルは、川を伝って海に届き、その栄養塩が餌となり植物プランクトンや藻類が発生します。これが食物連鎖で、動物プランクトン→小型の魚類→大型の魚類と繋がり、これらのバランスがいいと豊かな海になります。
ところが、福山では供給されるはずの山からの栄養塩は、河口堰の内側で消費されつくし、腐ってヘドロ化した水が海に排出されます。大雨などで増水した際に、芦田川の河口堰が開いたら、10kmほど離れている田島でも海がコーヒーのような色になるのですぐにわかります。その後ひどい赤潮になることもしばしばです。かつては最も豊かで、海苔も魚もたくさん獲れた芦田川の真正面あたりの漁場は、今ではいちばん枯れた海になっています。田島の海も、川からの栄養が期待できないため、対流によって底から上がってくる栄養が尽きるとすぐに海苔が色落ちしてしまいます。いろんな工夫をしながらやり繰りしてきましたが、そろそろ根本的な解決策を講じなければ限界に来ています。
当時は水源確保のために、どうしても必要だった河口堰ですが、現在は工場の生産技術の向上や水のリサイクル技術のお陰で、河口堰から水を採取しなくてもやり繰りする方法はあると聞きます。
そういうことをふまえた上で、今この時代に改めて考えた時に、河口堰は今でも必要なのか?役目は終わったと考えることはできないのか?と僕は考えています。福山の豊かな海の環境を蘇らせるため、SDGsな世の中にするため、今ならまだギリギリ間に合うのではないだろうか?
その決断ができれば、未来に向けての大英断として、他の環境問題を考える際のモデルケースとして福山市が世界中から注目されることもあり得るのでは、と思うのですが、みなさんはどう思われますか?
(マルコ新聞Vol.21 2024年5月号より抜粋)
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