
2024/11/21
北海道 | 東北 | 関東 | 信越 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 | |
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通常便 | 1,580円 | 1,160円 | 950円 | 950円 | 840円 | 840円 | 740円 | 740円 | 840円 | 740円 | 1,260円 |
クール便80 | 1,910円 | 1,490円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,170円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,070円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,590円 |
クール便100 | 2,020円 | 1,600円 | 1,390円 | 1,390円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,180円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,700円 |
通常便 | クール便80 | クール便100 | |
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北海道 | 1,580円 | 1,910円 | 2,020円 |
東北 | 1,160円 | 1,490円 | 1,600円 |
関東 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
信越 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
中部 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
北陸 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
関西 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
中国 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
四国 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
九州 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
沖縄 | 1,260円 | 1,590円 | 1,700円 |
同一宛先につき、1万円(税抜き)以上お買い上げの場合、送料無料(北海道・沖縄は除く)でお届けします。
通常配送商品、クール便商品、少量送料お得便商品は個別にお手続きをお願い致します。
こんにちは!
マルコでは本日、育苗していた網の取り込みが終わり、すべての網を脱水して冷凍入庫が完了しました✨ここまで海の状態も良く、順調に育っています🥹✨
次は海水温が下がるのを待ってから「本張り」です❤️🔥美味しい海苔がとれますように🙏
さて、今日はマルコ新聞2024年3月号より
「海苔が魚に食べられないように」
という食害対策のお話をご紹介します📰✍️お楽しみください。
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こんにちは!3代目海苔師(兄)兼田寿敏です。記念すべき、マルコ新聞「Vol.20」をお届けします
\(^o^)/毎号、お付き合いいただきありがとうございます(^^)
春ですね。実家の裏山は、「内浦山」といい、その頂上には「憩いの森」という公園があります。僕が子供の頃は、桜が咲くとここで花見大会をしていました。周辺地域のみんなが集まります。頂上からは、瀬戸内海が一望できる絶景が見えます。子供は遊具ではしゃぎ、自然の中での宝探し大会。大人たちは、獲れたての魚を刺身にしてビール片手に大いに盛り上がっています。今もその公園はありますが、管理の手が回らなくなって荒れています。人口が減少し、予算も人も都市部に集中。田舎はこういう環境と共に失われていく…日本の田舎はどこも似たようなものだと思います。仕方のないことなのでしょうか。うーん、もったいない。空気がきれい、食べるものが美味しい、時の流れがゆるやか、音がしない、季節を感じる、活気ある漁港、絶景の内側で生活する…本当の豊かさとは何なんでしょう?。日本が豊かだと言われていた頃は、このようなものもあふれていた気がします。それではVol.20、お楽しみください!(^^)!
海苔が魚に食べられないように(# ゚Д゚)
この船、何をするための船か、わかりますか?
中古のレジャーボートですが、遊ぶために買ったわけじゃありません。実は、、、、
今シーズンの海苔養殖は、過去最低に匹敵するほど、どうしようもなく悪い結果となりました。
その原因は2つ。チヌによる食害と、栄養塩不足です。
特に今年は食害がひどく、シーズン当初は、自社商品として使用する「初摘み海苔」が採れないんじゃないか、と覚悟するほど。どうにか食害をくぐり抜けて採れた量はごくわずかで、来年までの1年、足りるかどうかわからないくらいの量です。その上、食害によって遅れに遅れた収穫が、やっと始まったと思ったら、すぐに栄養塩の不足による色落ち…。
しかし、そんな状況を指をくわえて見ていたわけではありません。早期に色落ちすることは、近年の傾向からは想定出来ました。だから、収穫を前倒して栄養豊富なうちに黒い海苔を採ることが必要ですが、早い時期は水温が高く魚も活発に動くため食害がひどい。そんな中、「チヌは昼間食べるけど夜は食べない」と言う専門家の意見を頼りに、1月1日の元旦からは、社長自ら、毎日、日中、船で魚を追い払う作戦を決行。もぐり船で網を持ち上げて走りぬけたり、周辺を走り回ったりし続けた結果、ようやく海苔が伸び始めました。これで、船で魚が追い払えるということがわかったわけですが、漁場が分散しているため、船1隻では1つの漁場しか対策できません。食害は、すべての漁場で発生しています。
さて、冒頭の写真の船ですが、このようなレジャーボートを、中古で2隻購入しました。来年は、この船のエンジンをウォータージェット式に変えて、網の上を走りぬけられるようにします。そして、分担して養殖区画を一日中船で走り回る専属のスタッフを付ける予定です。船代、油代、人件費と、かなりの出費になりますが、そこまでしないと、もう海苔がまともに採れない海になってしまっています。
(マルコ新聞Vol.20 2024年3号より抜粋)
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