
2023/03/22
北海道 | 東北 | 関東 | 信越 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 | |
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通常便 | 1,580円 | 1,160円 | 950円 | 950円 | 840円 | 840円 | 740円 | 740円 | 840円 | 740円 | 1,260円 |
クール便80 | 1,910円 | 1,490円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,170円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,070円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,590円 |
クール便100 | 2,020円 | 1,600円 | 1,390円 | 1,390円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,180円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,700円 |
通常便 | クール便80 | クール便100 | |
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北海道 | 1,580円 | 1,910円 | 2,020円 |
東北 | 1,160円 | 1,490円 | 1,600円 |
関東 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
信越 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
中部 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
北陸 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
関西 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
中国 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
四国 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
九州 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
沖縄 | 1,260円 | 1,590円 | 1,700円 |
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こんにちは🤗
マルコ水産では秋冬の海苔シーズンが終わると、今度は定置網で魚を獲る春がやってきます🌷🌷🌷
近年クラゲの大量発生で苦労していますが、今日はそんな定置網のお話をマルコ新聞(2022年4月号)よりご紹介します🫧🐟
ちなみに今現在、マルコ水産前の海では、指の先ほどの小さな小さなクラゲの赤ちゃんが大量に浮かんでいます☁☁☁☁☁☁☁
オーマイガー😱😱😱😱
鯛・ヒラメ・イシダイ・ハゲ・イカ・ツナシ(コノシロ)…🤤💓🥺
美味しい魚がたくさん獲れますように😫🙏
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ネズミ網と底定置
例年、3月下旬から5月末にかけては、マルコ水産では定置網で魚を獲るシーズンです。
昔から、漁期の終盤に近づくと水クラゲが多くなってきて網に入ってくることはよくありました。昔はその時期が5月末頃でした。それが近年、環境の変化からか、早い年は4月の中旬から、しかも信じられないくらいの量のクラゲが発生し、網に入って網の目をふさぐので、そこに潮がかかって網が耐えきれずに破れてしまうという被害が多くなりました。
2019年と2020年は特にひどく、修繕不可能なくらい網が破損してしまって網を失いました。
一説には、暖冬で冬の水温があまり下がらなかった年はクラゲが大量発生しやすいとの説もあり、傾向的には間違っていない気がします。もしこの説が正しければ、今年は寒かったので大丈夫なのかな、とも思いますがやってみなければわかりません。
田島の定置網漁は、昔から「ネズミ網」といわれる方式の網が多く使われていて、マルコ水産でもこれを使っています。網が海の底からほぼ海面近くまでの丈があり、底付近にいる魚から海面付近を回遊する魚まで幅広く捉えることができる網ですが、クラゲが大量発生するとすべて網に入ってしまい上述のような被害が出やすい、光が当たるので付着生物が成長しやすく網が汚れやすい、というマイナス面もあります。
これに対して、「底定置網」という方式の網があります。海面付近には網はなく、底に網を沈めて設置する方式の定置網です。構造が単純で必要なイカリの数も少なく設置も簡単、海面付近に多く漂うクラゲが入りにくい、光が当たらない底付近に網があるので汚れが付きにくい、底付近にいる魚は入りやすいなどのメリットの反面、上層を泳ぐ魚は入らないというデメリットもあります。
量も種類も魚がたくさん入るのはおそらく「ネズミ網」ではないか、と思うのですが、クラゲが発生することを前提に考えた場合、網を破損させるリスクと、破損は免れても網を早く撤去しなくてはならないため、漁期が短くなることを想定しなければなりません。
「底定置網」だと、上層の魚は入らないため、1回の漁で入る魚は減るけど、クラゲのリスクが少なく汚れが付きにくいので、漁期を長く保つことができます。
実は、知り合いの漁師から「底定置網」を譲ってもらうことができて、今年初めて使ってみます。ネズミ網と底定置網両方を設置しますので、どういう違いがあるか楽しみです。近隣の漁師も、近年は底定置網を手に入れてやっている人が増えてきています。田島は若い漁師も多く、僕たちも含めて今後何十年も漁師として生活していかなくてはなりません。
環境の変化で、豊かな海が失われていくのは悲しいことですが、自分たちの力だけではそれはどうにもならないし、改善するには時間もかかります。その中で、漁師として生きていくためには、時代に応じて自分たちのやり方や考え方を変えていかなくてはならない。その必要性をひしひしと感じています。
(マルコ新聞Vol.10 2022年4月号より抜粋)
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