
2022/10/11
北海道 | 東北 | 関東 | 信越 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 | |
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通常便 | 1,580円 | 1,160円 | 950円 | 950円 | 840円 | 840円 | 740円 | 740円 | 840円 | 740円 | 1,260円 |
クール便80 | 1,910円 | 1,490円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,170円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,070円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,590円 |
クール便100 | 2,020円 | 1,600円 | 1,390円 | 1,390円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,180円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,700円 |
通常便 | クール便80 | クール便100 | |
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北海道 | 1,580円 | 1,910円 | 2,020円 |
東北 | 1,160円 | 1,490円 | 1,600円 |
関東 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
信越 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
中部 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
北陸 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
関西 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
中国 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
四国 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
九州 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
沖縄 | 1,260円 | 1,590円 | 1,700円 |
同一宛先につき、1万円(税抜き)以上お買い上げの場合、送料無料(北海道・沖縄は除く)でお届けします。
通常配送商品、クール便商品、少量送料お得便商品は個別にお手続きをお願い致します。
10月1日から始まった今年の種付けも、10月7日に無事終了しました👏ぴったり1週間で終わりましたね😁
種付けの次は育苗です!明後日から網を張るセットを海に設置、そして海水温が23℃に下がったら、冷凍した種網を海に出して、育苗のスタート🪴毎日お手入れをして、大切に大切に育てます💓
詳しいお話はまた育苗が始まる頃にしようと思います🧜♂️
今日はマルコ水産の6次産業化についてのお話を、マルコ新聞よりご紹介します📰🖋
少し長くなりますが、お付き合いいただけると嬉しいです☺️
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こんにちは。三代目海苔師(兄)兼田寿敏です🙋🏻♂️なぜ、僕が(兄)かというと、三代目海苔師(弟)がいるからです。妹もマルコで働いています🙋🏻♂️🙋🏻♀️🙋🏻♂️
マルコ水産は、今僕の父が社長で、僕と弟は漁師を主にやって、事務関係は妹がやっているんです。妹が一番最初に家業に入り、次いで弟、僕は一番後から入りました。僕が家業に入ったのは、マルコが生産から商品開発、加工、販売までを自社でやる、6次産業化を本格的に取り組もうとしている最中でした。 前職で小売業を18年やっていて、自社で売っていくなら自分の経験が役立つかもしれないと思ったこともきっかけの一つです。今回は、マルコ水産が6次産業化に思い至った経緯について少しお話しようと思います💭
なぜマルコ水産は6次産業化に一生懸命取り組むのか
マルコ水産が海苔養殖を開始した五十数年前、日本全国で海苔養殖の経営体は6万以上ありました。平成の始めで1万5千位、今は3千前後です。ピークと比較すると、実に95%くらいの生産者が廃業しています。
かつて、海苔は高級食材として高値で取引され、消費の中心は一般家庭でした。小規模な経営体でも、手間暇をかけていい海苔を作れば、生活していくことができました。
ところが、時代は変化し、消費の主役はコンビニのおにぎりをはじめとする大資本の大量消費へと移り、海苔の価格は暴落します。そうなると、小規模な業者ほど影響が大きく、生産者の廃業が加速しました。当社の周りにも廃業せざるを得なくなり、自ら命を絶った仲間もいました。当社も、僕が大学生くらいの時が特にしんどく、一時は廃業まで考えていたそうです。
そうして、今日に至るまで、生産者は日本全国で減り続けていますが、今度は生産者の不足により、海苔は慢性的に不足するようになりました。日本で、1年間に必要な海苔の枚数はおよそ80億~85億枚と言われていますが、近年は70億枚台で推移、ここ数年は不作も続いて60億枚台の年もあります。そういった背景のもとで、最近では海苔の価格は持ち直しつつあり、海苔漁師はやっと経営的に落ち着けるようになりました。
ここ数年のこの状況だけを見て、「海苔漁師はええね。」という人もいます。でも、今の海苔生産者は皆かつて地獄を見た人たちです。そして、私たちが今生産者として生き残れているのは、95%以上の仲間達の廃業の上に成り立っているのです。
それでいいのか?経営が安定してきたからといってホッとできるような状況だとは、とても思えません。
海苔の流通は、昔から競合入札で、買う側が値段を決めます。いいものさえ作れば必ずしも高値で買われるとは限りません。その仕組みを否定するつもりはありませんが、それだけに依存していると、また過去と同じことを繰り返すことになりかねません。
そうなると、今度こそ日本から伝統的な海苔養殖の文化はなくなり、中国や韓国からの輸入に頼らざるを得なくなります。私たちには、この伝統的な食文化を守る使命があると思っています。
私たちは、海苔と真摯に向き合い、海苔づくりを通じてすばらしい価値を世の中に提供している自負があります。この価値を正しく伝える手段を持ち、評価してくださる応援者がいると思えれば、生産者としての本分である海苔づくりで思う存分挑戦でき、さらなる品質の向上に寄与します。6次化を通じてそういう状況を作ることができれば、今後の生産者としての一つの在り方として、同業者の試金石となり、海苔養殖や海苔食の発展、伝統の継承に少しでも貢献できるのではないか、と考えているのです。
もちろん、純粋に「おいしい!」と言って喜ぶお客さんの顔が見れることが、生産者冥利に尽きるっていうのが大前提でのお話です。はっきり言ってしんどい仕事ですが、お客さんが喜んでくれることが、僕たちの魂の栄養となって、毎日の仕事も頑張ることができるのだと今は思っています。
(マルコ新聞Vol.3 より抜粋)
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇♀️
先週始まったドラマ「ファーストペンギン」、まさに漁業の6次産業化のお話ですよね🐧🎶実話がもとになっていて、モデルとなった方の事も新聞やテレビで見たことがあります👀マルコでも「お魚便」をこの春始めたし、ドラマと重なるところが多々あり、ドラマとしてだけじゃなく面白くて、私の新しい楽しみとなっています🥰明日(2話)も楽しみ🐟💕