
2025/09/12
北海道 | 東北 | 関東 | 信越 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 | |
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通常便 | 1,580円 | 1,160円 | 950円 | 950円 | 840円 | 840円 | 740円 | 740円 | 840円 | 740円 | 1,260円 |
クール便80 | 1,910円 | 1,490円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,170円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,070円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,590円 |
クール便100 | 2,020円 | 1,600円 | 1,390円 | 1,390円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,180円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,700円 |
通常便 | クール便80 | クール便100 | |
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北海道 | 1,580円 | 1,910円 | 2,020円 |
東北 | 1,160円 | 1,490円 | 1,600円 |
関東 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
信越 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
中部 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
北陸 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
関西 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
中国 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
四国 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
九州 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
沖縄 | 1,260円 | 1,590円 | 1,700円 |
同一宛先につき、1万円(税抜き)以上お買い上げの場合、送料無料(北海道・沖縄は除く)でお届けします。
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こんにちは!3代目海苔師(兄)です。
今日は、マルコ新聞Vol.25(2025年3月号)に掲載した「30年来のマルコの定番味付け海苔のこと」という記事をご紹介します。
30数年前、まだ僕が小学生だったころこの味付け海苔は登場したわけですが、当時は今のマルコショップのようなお店はなく、自宅の倉庫に在庫を保管していました。当然卸売なんてやっていません。それでも、ご近所の方が、
「おーい!海苔をわけてくれえ!」
と言って買いに来てくださっていました(^^)当時は何とも思っていませんでしたが、今振り返るとありがたいお話しですよね。
今日のお話しは、その味付け海苔ができた当時から、現在に至るまでのお話しです。
マルコ水産が本格的に6 次産業化に取り組み、自社加工ラインを整えたのはおよそ8 年前。それまでは、海苔工場で製造した海苔はほぼすべて漁協を通じて、「共販」とよばれる入札に出していました。
それでも、ほんの一部は自分たちで味付け海苔として販売してみよう!という6 次化の走りのような取り組みを、三十数年前からしていました。もっとも、その頃は自社の味付け加工ラインなんて持っていませんので、岡山県笠岡市にある「小林産業」さんに外注に出して加工してもらっていました。(その後、当社の完全6 次化に伴い自社加工に切り替えることになりますが、小林産業さんにとっては不利益になるにも関わらず、快く了承してくださり、以降もずっとお付き合いしてくださっています。本当に感謝ですm(__)m m)
その時に作ったパッケージが上の写真の商品で、「青い袋の海苔」でした。旅館などでよく出てくる一般的な海苔は、大判を8 分割した「8 つ切り」というサイズですが、この海苔は「6 つ切り」なので、少し幅広です。その海苔が12 枚(大判2 枚分)入っています。
その当時、おむすびはコンビニで買うものではなく、家庭で作るものでした。そして三角おにぎりや俵おにぎりに海苔を巻くのですが、八つ切りだと海苔の幅がせまく、ごはんが海苔からはみ出してしまうので、すべてを覆いつくせるように幅広の六つ切りにしたのだとか。
そして、海苔はすぐに湿気がきてダメになるので、日持ちするように少量パックで個包装ごとに乾燥剤を入れました。
素材の海苔は、やっぱり自分たちが一番自信を持ってお勧めできる一番摘みがいい!と、味付け海苔としては一般的には使われることのない、一番上等な海苔を使用しました。
それだけこだわった甲斐あって、おかげさまで現在に至るまで愛され続けるロングセラーになったわけですが、昨年(2023年シーズン)、食害による大不作の影響でこの味付け海苔用の海苔が足りなくなって、6 月以降販売停止という事態に陥りました。
いまや当社の中でも1,2 を争う人気商品で、地元を中心にお求め続けてくださっているお客様がたくさんいらっしゃる商品。本当に申し訳ないと思いながらも、苦渋の決断をせざるを得ない状況でした。
しかし、発売から時間がたち、課題が見え始めていたのも事実。いろんなことを見つめなおす機会としました。
近年よくお客様に言われていたのは、個包装はありがたいけど一度に使いきれないので結局タッパーなど別容器に入れて保管しているということ。
そして、すべて個包装で乾燥剤つき、さらに5 袋セットにしている外袋。過剰包装ではないかということ。
確かに時代背景を鑑みると頷ける 。
そこで改めてパッケージを見直してみることにし、考えたのが2枚目の写真の新商品。おなじみのパッケージデザインを踏襲しつつ、6 つ切り48 枚を少し大きい乾燥剤1 つで、ジップロック付き。包装を簡素化し、必要な量を取り出したらジップロックでそのまま保管できるようにと考えました。
これから発売していくので、どう評価していただけるのかはこれから。
ほんとは、販売再開したらこちらに1 本化していくつもりだったのですが、なにせ三十年来の商品。ありがたいことに、元々の商品もなくては困るというお客様もたくさんいらっしゃいます。お弁当と一緒に携帯したり、保管しておいて小出しにするのは元の商品の方が使い勝手がいいのだとか。
なので、しばらくは両方の商品を併売していくことにしました。今後のために、皆様からのご意見もぜひお寄せいただけるとうれしいです。
※なお、新商品は当面店頭での販売のみとしており、ネット通販でのお取扱はございません。ネットでも扱ってほしい!という声が聞こえてきたら、検討してみようと思います。