
2024/09/12
北海道 | 東北 | 関東 | 信越 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 | |
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通常便 | 1,580円 | 1,160円 | 950円 | 950円 | 840円 | 840円 | 740円 | 740円 | 840円 | 740円 | 1,260円 |
クール便80 | 1,910円 | 1,490円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,170円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,070円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,590円 |
クール便100 | 2,020円 | 1,600円 | 1,390円 | 1,390円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,180円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,700円 |
通常便 | クール便80 | クール便100 | |
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北海道 | 1,580円 | 1,910円 | 2,020円 |
東北 | 1,160円 | 1,490円 | 1,600円 |
関東 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
信越 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
中部 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
北陸 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
関西 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
中国 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
四国 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
九州 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
沖縄 | 1,260円 | 1,590円 | 1,700円 |
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こんにちは😄
敬老の日を間近に控えた今日は、マルコ新聞2023年5月号より「四郎の話」をご紹介します💁♀️
「四郎」は現社長の父であり、3代目海苔師の祖父であり、3代目の従妹にあたる私の祖父でもあります👴🏻お酒とカープと歌と盆栽が好きなおじい。お出かけにはハンチングを被りイカしたジャケットを着るお洒落なおじい。
そんなおじい「四郎の話」お楽しみください🧡
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四郎の話
マルコ水産が海苔養殖を始めたのは、僕の祖父、兼田四郎の代からで、およそ60年前です。もっと前の代から漁師はしていたようですが、海苔は祖父の代から。僕が自己紹介でよく「3代目海苔師(兄)」と言うからか、初代は誰なんですか?とよく聞かれます。今回は少し祖父の四郎のことをお話させていただきます。ちなみに2代目は、現社長である父の兼田敏信です。「マルコ水産有限会社」という法人を設立したのは父の代になってからです。
四郎は、大正15年(1926年)生まれ。2020年の11月にこの世を去りました。享年95歳なので、まあ大往生ですが、本人は120歳まで生きるつもりだったようで、88歳の米寿の時に、孫一同でお祝いをしたいというと、「辞退する。100歳の時にしてくれえ!」と言われ、そのつもりでしたが、それはかなわずでした(^^;
そんな四郎が海苔養殖を始めたのは、昭和39年(1964年)頃。戦時中、満州で知り合った友人が近くの福山市水呑町というところで海苔養殖をしていて、「おもしろいぞ!」と勧められたのがきっかけだったそうです。当時の水呑は、日本屈指の海苔の産地としてその品質が高く評価されていたそうで、ほど近い田島でもできるのではないかと思い立ち、始めてみたところ、質のいい海苔が育ち、同じ田島の漁師たちも後に続いたそうです。当初は、今ほど海苔の生態もわかっておらず、小さい船で、収穫や乾燥も手作業でやっていたそうです。生産量が今より少ないとはいえ、想像しただけでゾッとします…。でも、その当時の判断があったから、今こうして僕たちも海苔師という仕事ができるわけで、感謝しないといけませんね。
創業当時から勤めてくれている現役の漁師がいらっしゃるのですが、ときどき昔の話を聞かせてくれます。当然ですが、当初は今のような効率的なやり方がなかったが、試行錯誤の末、様々なアイデアで仕事を効率化し、その一部は今も四郎が考案した形のまま活用しているのだそうです。なかなかのアイデアマンだったようです。何でも自分で作ったり直したりする父にその血は受け継がれているな、と思います。
四郎といえば、忘れてはいけないのが「箱崎大漁節」。昔からこの地域の漁師に歌い継がれてきた独特の節回しの歌なのですが、四郎はこの歌の最後の歌い手でした。この歌を後世に残そうと、地元の小学校でこの歌を教えたり、公民館と一緒になって記録に残したりしていました。僕たちも教わってきたので、それらしくは歌えるのですが、四郎のように歌いこなすことができる人はもういません。
随分前ですが、「箱崎大漁節最後の歌い手」として、CHAGE&ASKAの、CHAGEさんが取材に訪れてくださったことがありました。いい歌を聴くにはうまい魚と、うまい酒!ということで、定置網漁にも一緒に行って、その魚を食しながらのCHAGEさんとの宴会、四郎の大漁節に合わせてみんなで歌ったお囃子、いくら教えても独特の節回しがわからず歌えなかったCHAGEさん(^^;、
今となっては全部いい思い出です。
(マルコ新聞Vol.16 2023年5月号より抜粋)
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実は上記の「箱崎大漁節」、小学校で教えてもらった初代が私の学年でした!当時は学校にじいちゃんが来て歌を習うなんて少し恥ずかしかったのを覚えています😂その後毎年小学校の文化祭では子供たちが大漁節を披露していて、四郎も見に行くのを楽しみにしていました😌
四郎が海苔養殖を始めてから今年60周年を迎え、記念におじいTシャツを作りました😎✨1度保育園のお迎えに来て行き、とってもドキドキしましたが、誰からも特に反応はありませんでした😂🙈そっと写真を添えておきます🤲