2023/03/06
UTSUMI FISHERMAS FESTのこと
こんにちは🤗
花粉のおかげで春の訪れを実感しています🤧
私は毎年1日だけものすごい症状が(鼻水・鼻ムズムズ・目のかゆみ)出て、翌日からは全然平気になる謎体質なのですが、先日突然やってきました💦市販薬を飲んでも効かず、両鼻に詰めたティッシュを詰めての1日でした…在宅勤務で良かった😂😂😂
薬が効かないなら花粉のせいじゃない?とも思いましたが、帰宅した夫(ベテラン花粉症)が「この部屋花粉がすごい」と言っていたのでやっぱり花粉か…😇
誰得花粉情報はこの辺で😂
さて今回はマルコ新聞 vol.2 2020年6月号より、「UTSUMI FISHERMAS FEST」のお話をご紹介します💁♀️2019年から始まった「UTSUMI FISHERMAS FEST」🐟今年も4月29日(日)の開催に向けて準備が進んでいるようです!お楽しみに❤️❤️❤️
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UTSUMI FISHERMAS FESTのこと
僕たちは、地元の漁師仲間と一緒に、「ウツミフィッシャーマンズフェスト」というイベントを立ち上げました。少し紹介させてください。
近年魚が捕れなくなってきています。魚の種類にも変化が見られます。僕が子供のころ、見たこともなかった「アイゴ」が今はたくさんいて、海草類を食べつくします。
しかし魚が減っていても、仲買さんへの卸値は、昔に比べるとむしろ安くなっています。一方、消費者が購入する価格はそれほど変動していません。何か、構造的に問題があるのでは?と疑問がわいてきます。
田島には、20代30代の若い漁師が大勢います。このような状況下で、このまま生涯漁師として生活していけるだろうか?みんな漠然とした不安を抱えています。
このままではいけない。と僕たちは思っています。以前のように魚を捕って仲買さんに卸すだけでは漁師の生計は成り立たない時代になっている。
もともとこのあたりは、紀伊水道、豊後水道の両側からの潮がぶつかり、様々な魚が産卵に訪れるいい漁場です。
「特にエビ、カニ類はここのものが一番旨い!」ある高級料亭の社長はそう言います。そのエビカニを餌にする魚も当然うまい...
それなのに、僕らが捕った魚が、こんなにおいしく価値があることをどれだけの人が知っているか?どんな人が、どんな想いで捕った魚なのか、どれだけの人が知っているか?
と考えた時、自ら伝えていかなければ、これらは伝わらないし、だれも伝えてくれないと気づきました。ならば、自分たちでそのことを伝えよう。
そうすれば、消費者は捕った人の顔が見え、安心して新鮮な魚が食べられる。漁師は自ら価値を伝え、価値を理解してくれる人と繋がりが築ければ、生活も安定し、仕事に誇りも持てる。
そしてその理解者が友達なら最高。
こうして、「ウツミフィッシャーマンズフェスト実行委員会」が立ち上がり、漁師と来場者が友達になれるイベントとして、2019年から毎年4月に開催することになりました。メンバーには、漁師以外の志ある島の仲間もいます。近年はコロナ渦でイベントの開催は難しい状況が続きましたが、今できることを考えながら日々活動中です。
「漁師のおまかせ便」も、この活動の一環です。友達が、僕らの捕った魚で一家だんらんを楽しんでいる。その笑顔の一助になれるというのが僕たちの理想です。
(マルコ新聞Vol.2 2020年6月号より抜粋)
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