
2022/10/27
北海道 | 東北 | 関東 | 信越 | 中部 | 北陸 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 | |
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通常便 | 1,580円 | 1,160円 | 950円 | 950円 | 840円 | 840円 | 740円 | 740円 | 840円 | 740円 | 1,260円 |
クール便80 | 1,910円 | 1,490円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,170円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,070円 | 1,170円 | 1,070円 | 1,590円 |
クール便100 | 2,020円 | 1,600円 | 1,390円 | 1,390円 | 1,280円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,180円 | 1,280円 | 1,180円 | 1,700円 |
通常便 | クール便80 | クール便100 | |
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北海道 | 1,580円 | 1,910円 | 2,020円 |
東北 | 1,160円 | 1,490円 | 1,600円 |
関東 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
信越 | 950円 | 1,280円 | 1,390円 |
中部 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
北陸 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
関西 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
中国 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
四国 | 840円 | 1,170円 | 1,280円 |
九州 | 740円 | 1,070円 | 1,180円 |
沖縄 | 1,260円 | 1,590円 | 1,700円 |
同一宛先につき、1万円(税抜き)以上お買い上げの場合、送料無料(北海道・沖縄は除く)でお届けします。
通常配送商品、クール便商品、少量送料お得便商品は個別にお手続きをお願い致します。
こんにちは🤗☀️
例年よりも少し早い気がしますが、今年も御歳暮の注文が入り始めました🎁✨
「12月に入ってからお届け」での早めのご予約も大歓迎です◎
1歳の海苔好き(海苔巻かなきゃご飯食べない)娘がいる我が家では、まさに
🐄海苔なんてなんぼあっても良いですからね
です🍙40枚入りの焼のりは3日も持たずに無くなります😂😂😂
もらって嬉しい美味しい海苔✨詰め合わせの内容やご予算など、お気軽にご相談くださいね☺️💓
大切な方への感謝の贈りものに是非ご利用くださいませ🫶
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さて、前回もお伝えしたように、マルコではただいま海苔の育苗の真っ最中🌱
海苔養殖において最も神経を使う場面です。
沖に張っている網を、引き上げて洗ったり天日に干したり、海苔が健康に丈夫に育つよう手入れをし、タイミングを見て網を下ろしてまた海に浸ける🌊これを「干出」というのですが、今日はこの「干出」についてのお話を、マルコ新聞Vol.7 よりご紹介します💁♀️
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マルコ水産 育苗の哲学 「干出は、毒か?薬か?」
マルコ新聞1号で詳しく触れていますが、マルコ水産が海苔の養殖過程で最も重要視しているのが育苗です。その育苗中は、どの海苔養殖業者もほぼ毎日網を干出します。しかし、この干出については、生産者ごとに大きく考え方が異なる部分で、どんな網に仕上がるかを大きく左右します。
難しいことは省略して簡単に言うと、一般的に干出の目的は以下の3つに集約されます。
①海苔芽を鍛える。
②弱い芽を淘汰する。
③他の付着生物を除去する。
そんな干出ですが、マルコ水産の哲学は、「干出は毒である」という考え方です。上記3つの目的のうち、①②は干出を「薬」だという考えに基づいています。マルコ水産では、干出の目的を③に絞って考えています。
では、なぜ付着生物を除去する必要があるのか?昔、社長である父が、ある研究者から「干出は海苔に網の占有権を与えてやるために行う」と教えられたことがあるそうです。植物の世界でも、その場所に先に住み着いた者がその場の占有権を持つのです。海苔にとって干出は「毒」だが、網の占有権を与えるためには付着生物は除去せねばならず、「毒を以て毒を制す」という考え方です。
海苔には「乾燥耐性」という特殊能力があり、これを生かして上記3つの目的を達成するため干出を行います。ただ、いくら海苔が乾燥耐性を持っていると言っても、過度な乾燥は健康な芽まで痛めることになり、そのさじ加減が難しいのです。育苗初期から中期は、まだ芽が小さく、顕微鏡で見ないと確認できません。その中で、長年の経験と観察から培ってきた肌感覚で干出時間を判断します。芽が大きくなるにつれて乾きにくくなります。付着生物が多くても同様だし、気象条件でも判断が変わってきます。毎日同じ時間干すわけではないのです。
もちろん、①も②も干出の目的ではあるのですが、殊更に意識せずとも、十分①②の目的を果たせるとの長年の経験と観察からの判断であり、①②を無視しているわけではありません。①②を意識しすぎ、「干出は薬」だと考えて干出すると、干出過多となり健康で優良な芽まで殺してしまう可能性が大きくなる。それでは本末転倒なので、干出は必要ではあるが海苔にとって「毒」なので、必要最低限以上の干出は避け、乾きにくい条件の日は無理をせず、乾きやすい日を待つ、というのがマルコ水産の干出の基本的な考え方です。
なお、本文中では触れていませんが、海苔は育苗期間中に「二次芽」をとばし、これを網にうまく着床させてやることも育苗の大きな目的です。付着物の除去により、「二次芽」、「三次芽」、「四次芽」とうまく段階的に着いている網が「いい網」となりシーズン終盤までちゃんと収穫できる網なのですが、その詳細はまた別の機会にお話しようと思います。
(マルコ新聞Vol.7 2021年11月号より抜粋)
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少々まじめな話が長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます🤗
「二次芽」のお話もそのうちご紹介しますので、お楽しみに🦌🎶